個人かチームか

 最近個人の時代だ、と聞く。背景にあるのは、ITによるビジネスの低コスト化、効率化か。そして、組織は自由がない、働き方はもっと自由であるべきだ、とか言う。ほんとに個人で働くべきなのか。

最近、ドラッガーの本を読んだ。

ドラッカー名著集1 経営者の条件

P.F.ドラッカー / ダイヤモンド社



そこに、組織とは、個人の強みの生かし、かつ弱みを最小化する手段だ、というような文言があった。そのとおりだな、と思った。個人は得意なこととそうでないことがある。組織かする事で、各個人は自身の強みに集中できる。それが組織のよいところだ。

(経済の勉強をしたときに、比較優位という概念があった。各国は自国が得意なことに集中し、その他の財は貿易で補完することで、全体の富が最大化される。これに似ているな)

個人で働くとき、今まで見えなかっためんどくさいことが見えてくる。顧客管理、経理、など、本来の価値出しに費やす時間がなくなってくる。組織だと当然それを専門部署が行ってくれる。

個人で働くときの最大のデメリットはこの弱みの顕在化だろう。組織が不自由だから個人だ、ではなく、自由な組織・チームとは何か、という問いも大事だろう。

ザ・チーム (日本の一番大きな問題を解く)

齋藤ウィリアム浩幸(さいとう・ウィリアム・ひろゆき) / 日経BP社


by km_g | 2012-09-16 14:37 | 日常