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NTPVカンファレンス

日本テクノロジーベンチャーパートナーズが主催するベンチャーカンファレンスに今年も参加した。前年に続き二回目の参加だ。去年は初めてDeNAの南場さんを生で見て、とても感銘を受けたのを覚えている。さて今年であるが、全体的に質が落ちていた。登壇者は、主催者の投資先を集めただけで、自社の紹介を時間いっぱいしてQAの時間はほぼなく、盛り上がりにかけていた。来年も参加したいと思うのでぜひ頑張っていただきたい。




以下メモ。

  • DeNAの開発の流れ
DeNAは創業以来4回目?の停滞期を迎えていて苦しんでいる模様。課題は、グローバル化と脱ゲームだとのこと。マンガボックスは社長の守安氏自らマネージしているらしく、現在好調らしい。南場さんの話を聞いていて、一つ面白いと思ったのは、DeNAの事業開発の流れを大きく変えた、というところ。

従来までは、

企画→委員会→プロトタイプ→ローンチ

これが、

企画→プロタイプ→ローンチ→うまくいけばどーんとお金と人を投入

という流れに変わったとのこと。ポイントは、製品の評価を経営陣ではなくマーケットに移したというところだろう。最近のネットサービスは何があたるかわかりにくいらしく、また開発コストがこれだけ下がった状況であればまず作って、出してみてから考えたほうが良いとの判断だ。初めはたった二人でひっそりと開発してローンチして、どんどん伸びてくるといきなり億単位のカネと数十人のリソースが投入されるということだ。

これができるネットビジネスは正直うらやましいと思った。ハードの場合プロトタイプでも大きなカネが必要でここではやはり社内でのジャッジが必要となってしまう。と書いていたが、MITメディア・ラボではとりあえずアイディアを形にする文化が根付いているという話を思い出した。各研究者はサイエンススキルだけでなく、様々なエンジニアリングスキルも要しているらしい。このまず作ってみる(そして、市場側でテスト)というのはこれからいろんな分野で大切になってくるだろう。特に最初から大きなカネを必要とすビジネスはいかにこの機能をワークさせるかは、課題だろう。簡易的な工作やシミュレーション専門部署をつくるとか、より早い段階でチームにマーケ側の人材をかならずいれる、とか。



  • 世界の多くの人が同じデバイスを持つというにはよく考えてみるとすごいこと
もちろんスマホのことだが、確かに全世界の多くの人が同じデバイス、プラットフォームを使うってのは今までなかったことだ。しかし日本の視点にたつと言語の壁は大きい。いかに言語の壁を超えるか、言語の壁がない分野をとるか。ここに日本のスタートアップの機会があるとのこと。LINEとかが良い例。最近出てきているNewsPicksやグノシーなどのニュースキュレーションサービスは有望とのことだ。


  • オリンピックの伴い映像系が面白い
TV局、電機メーカー、ケーブルテレビ、などオリンピックに向けて既にいろいろ動いているらしい。まず4Kは間違いなく導入されるとのことだ。それに伴い、送信技術側も変化があるとのことだ。4Kは現状の帯域では不十分だということだ。それで、IPになるのかケーブルになるのか、衛生か。いずれにせよ、何かしら大きな技術的変化があるだろう。



  • 投資の分野を決める
VCのセッションを聞いていて、イケてるスタートアップは?と言う視点ではなく、まずイケてる分野を考える重要性を改めて思い出した。GCPは、合宿を行いとことん今後2~3年で伸びる分野を決めるとのことだ。そして、その分野でイケてるスタートアップに投資する。

さて、今後2~3年で伸びる分野は何だろう。ウエアラブル、遺伝子診断?電気自動車?










by km_g | 2014-03-23 01:39 | 起業