基幹産業に投資したい

 基幹産業に投資したい。

基幹産業が生まれ、その上にアプリケーション技術、そしてサービスが生まれていく。

昨今の、Socialサービスはすべて、既に「サービス」。良い悪いの問題ではなく、その段階に入っているということ。

基幹産業を生み出すためには、コア技術が必要。

コア技術を生み出すには時間の長い資金が必要。10年以上かかるかもしれない。これに耐えられるVCはどれくらいあるだろう。

けど、それこそがホントのVCの仕事。

ITの次、コンピュータの次。100年後の世界は何が当たり前になっているのかなぁ。

e0194027_23502100.png


e0194027_23595442.png



新しい資本主義 (PHP新書)

原 丈人 / PHP研究所


by km_g | 2011-12-21 00:32 | 日常

プロジェクトリーダー

 プロジェクトリーダーには、どんな能力、姿勢が求められるんだろう。どうあるべきなんだろう。

本業でプロジェクトを仕切ったことはないけど、大学では何回かある。そこでわかったことは、メンバーと比較して、やろうとしているタスクに関して能力が上回っている必要があるように思う。

社長であれば、いろいろなタスクがあるため、あるタスクにおいて能力が秀でていることではなく、ビジョンなり、人間力が重要だと思うが、ある程度フィックスされたプロジェクトであれば、やっぱり能力は必要だと思う。
by km_g | 2011-12-20 22:52 | 日常

 エコノミックプロフィットとは、企業が産み出したネットの価値のこと。その意味などはここに既述。

下記の図は、

M&A最強の選択

服部 暢達 / 日経BP社


に書いてある。これは直感的でわかりやすい。

e0194027_15535343.png


e0194027_15565981.png


EVAは、あくまで内部管理指標として使った方が良い。事業部ごとに、各期ごとに、株主資本のコストを無視した純利益ではなく、本当の価値としてどのくらい利益を上げているのか、現状の会社価値にどのくらい貢献しているのか、を見るのに便利である。

横軸に投下資本、縦軸にEVAにして各事業部をプロットすると、どの事業部にどのくらいの資本を投じていて、それがどのくらいの価値に転換できているかわかりやすい。横軸ROIC(投下資本利回り)、縦軸にWACCでも面白い。

EVAによる、株主価値計算はあまり行わない。今回やったのはあくまで、EVAの意味合いをより理解を深めるためである。
by km_g | 2011-12-18 16:01 | ファイナンス

 今日、こんなニュースが飛び込んできた。

65歳まで再雇用義務化 希望者対象に厚労省方針
年金の支給開始年齢引き上げに合わせて60歳以上の雇用を確保するため、厚生労働省は、65歳まで希望者全員を再雇用するよう企業に義務づける方針を固めた。2013年度から実施する考えだ。一方、不安定な雇用が問題となっている、契約社員、期間従業員などの有期雇用については期間に上限を設け、契約満了の時期を決めない無期雇用への転換を促す。いずれも14日の労働政策審議会に提案し、労使の同意を得て、来年の通常国会での法改正を目指す。

 現在の高年齢者雇用安定法(高齢法)には、定年後の再雇用について、労使協定で基準を決めれば対象者を限定できる規定がある。このため、希望しても再雇用されない人がいる。

 一方、会社員が入る厚生年金は支給開始年齢が段階的に引き上げられている。男性の支給開始が61歳となる13年度には、多くの企業が定年とする60歳以降も働けるようにしないと、無収入の人が出かねない。

******
なんとまぁ、わかりやすい制度を作るもんだ、という感じ。構造的には、社会保障費を国ではなく、企業に負担させるということか。企業側はどういう対応をとるのか、想像つかないんだろうか。

①新入社員の募集人数を減らす
②こんな国ダメだこりゃ、と言って海外へ

こんなことを考えるだろう。スキルがない新人より、ちょっとは経験があるおっさんを雇用した方がいい面もあるっちゃぁある。が、長期的に考えたらアウトは明らか。まして、再雇用を要望するのはそれなりの人だろうし。

世界はどうなってるんだろう、と思って調べたら、義務化してるかどうかは調べられなかったが、面白い統計が。


制度的に定めている年齢は、65歳というのは標準的なようだ。が、実際の辞めてる年齢をみると、イタリア、ギリシャが58歳くらいでそっこー辞めてる。ちなみにこの2国は、最近欧州を取っ散らかしてる国々。やっぱりなという感じ。

辞めた人は、なにしてるんだろうか。遊んでるんだろうか?
by km_g | 2011-12-14 23:02 | 日常

問題解決の流れ


1:課題設定(WHAT)
何を解決するのか、何が問題なのか。

2:現状理解、課題の分解(WHERE)
なぜ?というステップとごちゃごちゃになりがち。課題が「体の具合が悪いのを改善する」だとしたら、どこが、どのように具合が悪いのかを調べるステップ。ここが原因、仮説の精度につながる。

3:課題の絞り込み
課題が複数ある場合、優先順位を決める。緊急度、影響度などが判断軸か。

4:仮説構築と検証作業設計(WHY)
検証可能な仮説を構築する。検証可能であることがポイント。

5:重要分析の実施

6:打ち手の立案・評価・選択(HOW)

7:実施に向けてのコミュニケーション(DO)
by km_g | 2011-12-14 21:26 | MBA他

 戦略とは?と聞かれると迷う。低価格、差別化、スピードなどなど。しかし、どうすればスピードが上がるの?そして、更に重要なところは、なぜそれがあなたしかできないの?という模倣困難性。

 低価格戦略を実現できるのは、コスト優位性があるところ。一方高付加価値戦略。これを実現できるのは付加価値を付けられる技術力なり能力があるところ。では、その技術力なり能力はどうやって他社より身につけることができるか。それは、その能力により投資できるところ。では、より多く投資できるのは?それは、利益が多いところ。つまり、これもやっぱりコスト優位性があるところ。

 結局のところ、低価格化戦略にしろ、高付加価値戦略(差別化)にしろ、コスト優位性のあるところが、選択できるにすぎない。つまり、コスト優位性をいかに実現するか、が戦略の肝となる。

コスト優位性を築く方向性は大きく二つ。

(1) 累積経験量の差によるコスト優位
(2) 事業スケール差によるコスト優位

この他に、模倣困難性を築く方向性は、

(3) 小さな工夫の積み重ね等で一遍には模倣困難な事業システムによる複雑性優位
(4) 顧客からみた購買スイッチの経済的・心理的負荷の高さによるロイヤルティ優位


など。

この他に、特許もあると思うが、その良い特許を出し続けるためには?という観点ではやはり上記のどれかにあてはまる。
by km_g | 2011-12-11 16:28 | MBA他

格付けとWACC

 格付けは企業経営にとって重要だと言われている。が、よくある勘違いは格付けが高い方が良い企業である、という勘違い。そもそも格付けとは、債権者にとっての債務の返済可能性という企業の一側面の評価にすぎない。債務が少ない企業の方が、収益が安定である方が、高い格付けを得ることができる。

 しかし、例えば、株主の立場も含めた企業価値で考えると、負債の比率を高めることで税金を圧縮できて企業の価値は高まる。ベンチャー企業は赤字であったり、収益は安定化しないが、大きな可能性を秘めている。

e0194027_21112734.jpg

 ファイナンスで捉える企業価値を考える上で重要な指標としてWACCがある。負債の比率を高めると、格付けが下がり、負債コストは増加する。しかし、節税効果によってWACCが低下し、企業価値は高まる。つまり、企業価値が最大化されるD/Eが存在する。

 下記の計算を見ると、企業価値が最大化されるポイントは、BBB付近であることがわかる。IBMのCFOが、BBBかAを目指す、と言ったことがあるらしいが、それはこういうことである。企業財務担当者は、目指すべき企業価値最大化のポイントはどの程度か認識し、自社にはどのくらいの負債を借り入れることができるか、現状と比較してどのくらいの借入余力があるのか、を把握しておく必要がある。収益が変動が大きい場合は、最適D/Eどんぴしゃを目指さずに、少し余力をもたせる(柔軟性)なども重要だろう。


e0194027_2347365.jpg



e0194027_13454377.png



 このような財務政策は重要であるが、借入余力があるから借りる、と考えると企業経営上本末転倒である。あくまで、事業戦略上、ある投資が必要で、それをどうファイナンスするのか、その結果、対ステークホルダーにどのようなメッセージが伝わるのか。現状の経営課題はなんなのか。と言った、経営全体から考えるべきである。グラフを見てもわかる通り、WACCの変化など微量であることだし。

by km_g | 2011-12-11 13:50 | ファイナンス

産業別GDP 

 下記は日本の産業別GDPの構成比の推移を表したもの。 




さて、このグラフからどんな意味合いが導けるか?

■現象把握
このグラフで見て取れることは、

①増加率が最も大きいのはサービス業。
②一方、低下率が最も大きいのは、建設業。
③最大の構成比は、製造業→サービス業へ。

■そこから何が言える?
・経済の成熟化
製造業が低下し、サービス業が伸びている、ということは、価値がモノそのものから、そのモノで何をするのか?ということへシフトしていること、が読み取れる(フツーのことだけど)。

・経済の先行きが怪しい(と思われている)
建物への投資は、かなり大きい。よほど先行きに自信がなければビル、家、を新たに建設することはないだろう。建設業の落ち込みは、経済の成熟が今後も続くと思われている、ことを表わしているのではないか。

・今後のGDP増加はサービス業次第。特にIT?
サービス業増加の牽引役は(おそらく)情報通信だろう。だとすると、実質のところ、この10年ちょいのGDPの増加は、このIT産業によってもたらされていた。これからGDPを伸ばしたい、と考えた場合まず構成比の大きいところから着手するのがまず自然。昔はそれが製造業だった。しかしこれからはサービス業、IT産業に取って代わった。政府としても(GDPを伸ばそうと思うならば)、サービス業、ITへの投資、優遇を加速するべきだろう。



う~ん、なんかフツーっぽいな。。
by km_g | 2011-12-06 20:51 | 転職

 数社のいわゆる外資系コンサルティングファームの面接を受けてきた。まだ数社残っている。どうやることやら。

ここまで、いろいろ準備したりいろいろな人から情報をもらった。もし、今からコンサルティングファームを受講する人のために、少しまとめようと思う。


e0194027_22265662.jpg


■MBAは行かなくてよし。

MBAという肩書きは、有利だと思っていた。が、それはたぶん間違い。あってマイナスということではなくて、準備をあわせて3年分くらい年をとる方がマイナス。MBAの30歳より、何も無い27歳の方が価値があります。


■ケースの準備は絶対役に立つ。

面接は多い所で5,6回あると聞く。そのほとんどがケース面接。志望動機的なことを聞かれるけど、時間のほとんどはケースに費やされる。(アクセンチュアは質疑応答にもかなり時間をさく)

ケースは準備でかなりレベルアップできる。実際おれはレベルアップした。セミナーや本を読むことももちろん重要。多少はやるべき。けど多少。あくまで、ケース面接ってどんな感じでやるの?ってことがわかったらそれでOK。あとは、自分で問題を何回も解いた方がよい。紙に書いて、自分で考える。例題の回答をいくら読んでもほとんど効果なし。

①マーケットサイジング、その他数字の推定(フェルミ推定)
これは、どのコンサル面接サイトに書いてあるが、俺の場合、一回しか出なかったし、大して重要視してなかった。ここで大切なのは、あきらめずに分解して、さらに深く考え抜けるかどうか、数字に強いかどうかという基本的な能力だけでなく、市場特性を加味しているかどうか、だ。ほとんどすべてのファームで、このマーケットサイジングだけで面接が終わることはほぼゼロではないかな。新卒だと多いのかな?が、後者がより大事だということは一緒だろう。傘のマーケットサイズを推定するのに、世帯別がいいのか、世代別がいいのか、学生・大人・老人、がいいのか、に気を使えるかどうかだ。傘の場合は、小学生低学年以下、小高学年~大学、社会人(男、女)、それ以降、がいいかもしれない。あまり数字だけの無機質なロジックだけにとらわれず、日々の日常的勘をおりまぜてほしい。



②市場規模2倍問題

①の続きでほとんど場合で聞かれる。

僕が読んだ本では、分解したファクターそれぞれをいかに伸ばすかを考えればいい、と書いてあったけど、それだけではたぶんダメだと思う。2倍と問われてあるので、優先順をつけないといけない。伸びる余地、難易度、即効性など。


③シェアアップ、売上アップ(=コンサルティングクエスチョン)

②は業界全体の話だが、これは一企業の話。ここはMBAの知識が少し役にたった。たいていの場合、売上アップの施策を10分くらいで考えて、と言われる。なれないと、打ち手オンリーの最悪の答えをしてしまうが、これも練習すればある程度できるようになる。フレームワークは3Cで良い。だからと言って、市場は成長している、とかだけ言ってもダメ。だから?と言われる。


ステップとして、なぜ、自社はそのような(シェアが低い)状態か、を考えると良いかと思う。そこから、競争要因、自社の強み、弱みに話が進みやすいと思う。施策は、基本戦略をまず話したあとに、打ち手を語った方が良い気がする。基本戦略は、どこの市場を狙うのか、何で勝負するのか(コスト?差別化(付加価値)?)、で話すと良いと思う。

事前に、ある程度パターンを理解し、思考の癖をつけておく。


戦略コンサルティング・ファームの面接試験―難関突破のための傾向と対策
マーク・コゼンティーノ
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 9,442
■筆記試験はしっかりやっておけ。

筆記試験をなめてはいけない。ほとんどの人が落ちる。が、決して難しいわけではない。対策をすれば十分受かる。

ロー○ンド・ベルガー対策:
下記の2冊をやれば十分。
n進数変換、規則性予測、語句の意味、確率・場合の数など。


上・中級公務員 標準判断推理―確かな解答力が身につく“基本書”
田辺 勉
実務教育出版
売り上げランキング: 23,847

ベイン:
集合・ベン図、など。

■準備を合わせて、半年はかかる。

面接はうまく行って、5,6回。3ヶ月程度かかる。筆記準備、ケース対策を合わせると最大で半年は見ておい
た方がよい。筆記があるところは、筆記が無いところよりちょっと先に初めておくとよい。

筆記あり:ロー○ンド、ベイン、ブーズ(たぶん)
筆記なし:ADL、BCG、Mac、DI、アクセンチュア、
他は不明。


■各ファームの傾向(ケース)
BCG・・・学歴重視。ケースは紙を渡され10分考えたあとディスカッション。市場規模の推移があったり、各企業の利益率の比較があったり。これはなんで?だとしたらこの会社はどうしたらよい?とか聞かれる。

ADL、ATK・・・その場で問題考えてる感じ。自分の趣味とか、自社とかが例になる。だから準備すると結構役に立つ。

AC・・・ここもその場で問題考えてる感じ。しかし、ここはある程度業界が絞られているので、その業界に関する問題がでる。志望動機、自社、自部門ついてどう思っているのか聞かれる。


■エージェントは必ず使う。

職務経歴書、志望動機などの書類はエージェントの力を借りた方が良い。各社の情報も得られる。おすすめは、キャリアインキュベーション、ムービンかな。学歴を重視するので、自分がそもそも受験資格があるかどうかもわかる。国立大学上位、私立上位校のみ。それ以外は書類でアウト。準備しても無駄。



■コンサルティングファームを知るために良い本

コンサルティングとは何か (PHPビジネス新書)
PHP研究所 (2011-07-22)
売り上げランキング: 91,483



プロフェッショナルコンサルティング
東洋経済新報社 (2013-05-02)
売り上げランキング: 28,474

■自社についてはしっかりと考えておけ

戦略に興味があります。企業の変革のお手伝いをしたい。と言っていて、いざ、今所属する部門の問題点と変革案は?と聞かれて、答えられないようではアウト。準備すれば対応可能なので、十分に考えておく。


■参考サイト

解き方。
http://ryuku007.blog108.fc2.com/blog-entry-98.html

例題。
http://www.gaishi-seminar.net/midCareer/message-consulting.html

by km_g | 2011-12-01 23:44 | 転職