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採用基準



本屋でちらっと読んでいい本だなぁって思ってたけど読んでなかったので読んでみた。
ほかの書評でも書いてある通り、採用基準というよりリーダーシップについての本だった。

山口周さんの本読んでからリーダーシップに急に興味が湧いてきていたので、面白く読めた。山口周さんの本がタイトル通り組織的な見方をしているが、この本は個人としてのリーダーシップに焦点をあてていた。

特に印象に残ったのは、ちきりんBlogにもあるとおり、リーダーの職に付いている人だけでなく、チーム全員がリーダーシップを持つべき。
リーダーシップとは、成果主義とセットで始めて成立し、組織を成果に導く姿勢のこと。

という点だった。組織全体の成果のために、チームの和ではなく成果を目指す姿勢。目標を決め、成果のために決断し、先頭を走り、発言し、チームを鼓舞する。決して、実はあのとき違うと思っていたんだ、とは決して言わない。部長でも社長でも成果のために違うと思ったら意見を言う。ミーティングが終わりかけてても言う。「あなたのリーダーシップの経験を話してください」と問われて、~でリーダーを務めた・・・などと言ってもそれではリーダーシップの話をしたことにはならない。


リーダーは、やっぱり大変。それでも変革、イノベーションのためにはリーダーシップはとても重要だ。
また半年くらいしたら読もう

*****メモ*****

・アメリカのビジネススクールの目的の一つは、アメリカ人に世界を教えること。現在、その世界とは日本人以外のアジア人だったりする。BSに日本人が減っている理由の一つはこれ

・ケース面接で問われているのは、当人がどれほど考えることが好きか、どんな考え方をするのか
・頭にストックされている考えたことがあること、答えを取り出すのではなく、その場で考える
(以前、ケース面接受けた時は、不安だったから事前にたっぷり考えて答えをストックしてたなぁ~)
・面接官は、ストックから答えを探しているかどうか、はすぐに見抜く

・コンサル業務は
①経営課題の相談をうける
②問題の解決方法を見つける
③問題を解決する

地頭力が威力を発揮するのは、高々②だけ。世の中は地頭力を過大評価しすぎ。地頭力だけが優れていてもコンサルはできない

・思考力は3つに分解すると
①思考スキル
②思考意欲
③思考体力

①は学べるが、②、③は難しい。面接ではここも見ぬく
思考停止って状態に入る人は、思考スキルの問題もあるけど、2,3も確かにある気がするな
あなたの強みは?って質問で体力って答えたことがあるけど、その時は幼稚な答えしてしまったかなぁって思ったけど、それほど間違っていなかったな


・リーダーシップがある人は、成果を出すこと、を自説が採用されることより優先する
・マッキンゼーでは、組織的リーダーポジションにいる人だけでなく、チーム全員にリーダーシップが求められる

(山口周さんの本では、これに関してリーダーが聞き耳のリーダーシップと称して意見を取りに行く姿勢が求められると書いていた。)

・リーダーシップは成果主義とセットで初めて成立する
意見が対立した時、統一した成果目標がなければ、極端に言えばどれでも良いということになる。
日本では成果目標が明確化されないため、和を優先しだれもリーダーシップを発揮しないことが多い
・リーダーとは和を尊ぶ人ではなく(他部署の調整に過剰にリソースをさく)、人柄が良い人でもなく、「組織を率いて成果を出す人」

リーダーが成すべきこと
①目標を掲げる
わかり易い言葉で、共有

②先頭を走る
公衆の前に自らを晒し、結果がうまくいかない場合も含めてそのリスク、責任を背負う、恥も覚悟
空気を読まずに、おかしいと思ったら発言

③決める
不完全情報化で決断する
情報完全の状態ではだれでも決断できる。


④伝える

・できるようになる前にやる
・グローバル人材ではなく、グローバルリーダーに



by km_g | 2013-12-23 20:12 |