DBJキャピタル

VC調査。政府系金融機関のグループファンド。

■ファンド規模
ファンド状況だが、意外にも額は小さめ。

名称出資総額出資者状況
知財開発1号
投資事業有限責任組合
12.8億円(株)日本政策投資銀行他5社
DBJキャピタル(株)
投資終了
DBJキャピタル
投資事業有限責任組合
40億円~(順次増額)(株)日本政策投資銀行
DBJキャピタル(株)
投資中

■投資分野
これまた意外にも技術シーズに狙いを定めているようだ。
しかしよく考えてみると期間が長いかつ高リスク投資に耐えられるのは民間では難しい気がする。

DBJキャピタルの特徴

技術投資をしているということで、アドバイザーとして研究者を確保しているようだ。これはなかなかうまい。大学教授だけでなく、金がないポスドクなんかも人材ファンドとして確保しても面白いと思う。

シニアアドバイザー

武田 健二

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1969年5月東京大学工学部卒業。工学博士。
1971年4月(株)日立製作所入社。同社生産技術研究所主任研究員、同研究所計算機実装センター長、本社新事業推進本部部長を歴任。
1998年米国日立アメリカ上級副社長CTO、2000年北米ベンチャー投資部門プレジデント、2003年本社研究開発本部主幹、同年同研究アライアンス室長兼務。
2005年(独)理化学研究所理事就任、2011年特任顧問(現任)。
2011年(株)メディアシーク常勤監査役(現任)、(株)ソリトンシステムズ取締役(現任)。
東京大学先端科学技術研究センター特任教授、早稲田大学客員教授(現任)、電気通信大学理事(非常勤)、ビジネスモデル学会理事(現任)、文部科学省産学官連携推進委員臨時委員等を歴任。

小堀 幸彦

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1974年慶應義塾大学経済学部卒業。 米国にて、EPI(環境計画研究所)研究員、マイアミビーチ市再開発局局長補佐等に従事後帰国。1980年(株)オセアノート研究部取締役、1982年バーデン・ヴュルテンベルク州日本代表補佐、1987年(株)オセアノート海外事業部取締役、1992年同社専務取締役を歴任。
1997年に欧州最大の技術移転機関であるシュタインバイス財団日本代表となり、1999年に法人化を図り、(株)シュタインバイス・ジャパン代表取締役に就任(現任)。シュタインバイス・ジャパンでは、世界中に5,000名以上の研究者と800強の独立採算のシュタインバイストランスファーセンターにより形成されるシュタインバイスネットワークを活用して、企業ニーズ指向の受託R&D、技術評価、国際技術移転、人材育成などを行う。
神奈川県新産業振興支援システム研究会座長、東京商工会議所「創業・ベンチャー小委員会」委員等歴任。独シュタインバイス大学非常勤講師(2001年~現任)。

大津留 榮佐久

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1979年福岡大学工学部電気工学科卒業。 米半導体メーカー 日本テキサス・インスツルメンツ(株)に入社、約22年間在籍、技術マーケティング、ビジネス開発等のマネージャー歴任。
2001年よりソニーセミコンダクタ九州(株)実装部門長、SIP事業部長、大分テック代表、国際資材調達部門長を歴任。
2005年九州大学大学院工学研究院特任教授を経て、2007年よりシリコンシーベルト福岡構想の総指揮を執るシステムLSI推進プロデューサーに着任し、福岡先端システムLSI開発クラスター事業総括を務め、2012年より福岡次世代社会システム創出推進拠点プロジェクトディレクター(現任)に 就任する。テクノロジー分野を中心に技術マーケティングから研究開発マネジメント、知財開発投資、ベンチャー・中小企業コンサルティングを務め、 MOT(技術経営)実務教員として各理工系大学院・ビジネススクール並びに企業コンソシア・企業幹部MOT研修等に多数出講。(財)台湾APIP・亜太知的財産保護協会 名誉顧問。2012年5月よりDBJキャピタルユニット事業プロモーター。

稲田 哲視

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1973年岡山大学医学部薬学科卒業。 1973~1981年大阪大学医学部がん研究施設にて腫瘍免疫学専攻。1981年医学博士号取得(大阪大学)。同年Brandeis Univ.にてPost Doctor。
1983年協和発酵工業(株)(現 協和発酵キリン(株))入社。1992年米国にてKyowa Pharmaceutical Inc.を設立し社長就任。臨床開発体制を構築し治癒実務を遂行。2002年協和発酵工業(株)医薬ライセンス部長に就任しライセンス契約交渉に責任者として直接関与。
2005年コンサルタントとして独立、米国にてPharma-East Insight Inc.を設立し社長就任(現任)。日米欧の製薬会社に対し、事業提携、事業戦略立案、開発実務、事業性評価、Due Diligence実務等を支援。2005~2008年国際ライセンス協会Life Science CommitteeのCo-chairを務める。慶應義塾大学薬学部非常勤講師(薬学英語、医療薬学英語)、東京理科大学大学院知的財産戦略専攻非常勤講師(ファーマビジネス戦略)等を歴任。

■投資先
内容だけ書くと、以下のとおり。手広く投資している。

工業系クラウドソーシング
IPS細胞由来血小板製剤の開発
バイオ3Dプリンタ
人事インフラ
携帯通信設備共用化ソリューション
世界中から厳選された商品を仕入れ、卸売小売
ウエブプラットフォームを活用したマーケテイングリサーチ
クリニック向けクラウド型診療業務支援アプリ
ソーラー発電設備キット販売
環境ファンド、企画組成支援
動画広告配信事業
糖鎖、糖ペプチド 糖タンパク質合成技術を用いた創薬
ショッピングメディア事業、ストリートメディア事業
O2Oアプリ
在宅医療機関向け運営支援事業
半導体 LED 電子部品用封止金型ファブレス
SSDコントローラーLSI開発
スマホ向けマーケティング事業
マーケティングプラットフォームプロバイダー
スマホアプリレビューサイト
鰻丼チェーン
画像処理システム
新エネルギー事業、プラスチックリサイクル事業
細胞保管事業
クラウドアプリケーション事業
アフィリエイト
ペプチド模倣技術 創薬
免疫性技術を用いた自己免疫疾患治療薬










by km_g | 2015-04-25 10:16 | VC

Googleの東大生青田買いが先日報道されていたが、一応日本も大学発ベンチャーというものに取り組んで入るようだ。
その一つが、この大学発新作業創出プログラム

プロジェクトの実施のイメージ

プロジェクトの実施のイメージ


要は民間VCと大学技術をJSTが間にたってマッチングさせましょう、という取り組みのようだ。JSTを介す必要はあるのかという疑問がわきそうだが、この枠組の是非はともかく、VCが大学技術にリーチするのはおそらく大変だろうと思う。一つ目の理由はVC側の目利きの問題。最近いろいろVCの採用募集を見ていると結構技術がわかる理系出身の募集が目立つ。話を聞いてみるとどこもやはり技術の目利きができる人がいないようだ。だとすると既にプロトモデル、ビジネスモデルの雰囲気ができているところならともかく、シーズ状態での技術の目利きをするのは非常に困難だと思う。二つ目は大学技術側の受け入れ体制の問題。教授なりの研究のモチベーションは論文を書くこと。それによって出世が決まる。そのような状況でVCがのこのこ出て行っても話を聞いてもらえない。
このような状況で大学側にチャネルがあるJSTなりが間に立つことで教授陣を説得できるし、VC側もある程度仲介に技術フィルタリングしてもらうことで投資しやすくなると思われる。

ところで、この取り組みに参画しているVCはプロモータと呼ばれメンバーが決まっているようだ。以外にもまぁまぁのところが名を連ねている。

ところで、東京エッジキャピタルを始め大学側とがっちりタックを組んだVCが増えているようだ。これも良い取り組みだと思う。シードに投資できないVCはこのようだ大学ファンドと提携を進めていけばいいと思う。


■平成26年度採択

株式会社ケイエスピー
所在地:神奈川県川崎市高津区坂戸3-2-1 KSP西304
URL:http://www.ksp.or.jp
詳細はこちら
対象分野:
ライフサイエンス、環境・エネルギー、ナノテクノロジー・材料、情報通信、その他
対象地域:
関東・甲信越を中心としながら、全国的に対応可能
MedVenture Partners株式会社
所在地:東京都千代田区丸の内2-5-2 三菱ビル7階
URL:http://www.medvp.co.jp/
詳細はこちら
対象分野:
ライフサイエンス (特に医療機器分野)
対象地域:
全国

■平成25年度採択

ウォーターベイン・パートナーズ株式会社
所在地:東京都世田谷区三軒茶屋2-8-9
URL:http://www.watervein.jp/
詳細はこちら
対象分野:
ライフサイエンス(バイオテクノロジー・創薬・医療機器分野など)
対象地域:
全国
360ipジャパン株式会社
所在地:東京都中央区銀座3-11-3
URL:http://www.360ip-japan.com/
詳細はこちら
対象分野:
医療創薬(再生医療関連技術)、ナノテクノロジー、環境エネルギー技術等、日本が得意とする先端技術分野を対象
対象地域:
関東、関西、九州を中心に全国的に対応
野村ホールディングス株式会社
所在地:東京都千代田区大手町2-2-2 アーバンネット大手町ビル
URL:http://www.nomura.co.jp
詳細はこちら
対象分野:
全般(ライフサイエンス、環境・エネルギー、ナノテクノロジー・材料、情報通信)
対象地域:
全国
株式会社ファストトラックイニシアティブ
所在地:東京都文京区本郷4-1-4 常和本郷ビル 4F
URL:http://www.fti-jp.com/
詳細はこちら
対象分野:
ライフサイエンス(創薬、機器、再生、医療IT等)、ナノテクノロジー(診断、DDS等)、材料(機能素材・バイオ素材等)
対象地域:
関東・東北・甲信越・関西・九州(他、全国に対応可能)

■平成24年度採択

ウエルインベストメント株式会社
所在地:東京都新宿区喜久井町65番地糟屋ビル3階
URL:http://www.weruinvest.com/
詳細はこちら
対象分野:
ライフサイエンス、環境・エネルギー、情報通信、金融工学(左以外にも全領域に対応可能)
対象地域:
関東・甲信越(左以外にも全国的に対応可能)
株式会社ジャフコ
所在地:東京都千代田区大手町1-5-1 大手町ファーストスクエア ウエストタワー11階
URL:http://www.jafco.co.jp
詳細はこちら
対象分野:
ライフサイエンス(医療機器、医療IT)、情報通信、環境、材料(バイオ素材) その他
対象地域:
関東・甲信越、中部・北陸、関西 (左記以外にも全国的に対応可能)
つくばテクノロジーシード株式会社
所在地:茨城県つくば市天王台1-1-1 筑波大学産学リエゾン共同研究センター306号
URL:http://www.ttseed.com
詳細はこちら
対象分野:
全般、特に環境・エネルギー、アグリ、ライフサイエンス
対象地域:
全国的に対応可能
DBJキャピタル株式会社
所在地:東京都千代田区大手町2-6-2 日本ビル12F
URL:http://www.dbj-cap.jp
詳細はこちら
対象分野:
環境・エネルギー分野を中心(アグリ、ライフサイエンス等にも対応可能)
対象地域:
九州地域を中心としながら全国的に対応可能
株式会社東京大学エッジキャピタル(UTEC)
所在地:東京都文京区本郷7-3-1 東京大学 産学連携プラザ4F
URL:http://www.ut-ec.co.jp
詳細はこちら
対象分野:
生命科学、医療機器、物理、環境技術、情報通信等、様々な分野に対応可能
対象地域:関東・甲信越を中心としながら、全国的に対応可能
東北イノベーションキャピタル株式会社(TICC)
所在地:宮城県仙台市青葉区本町1-1-1 アジュール仙台16F
URL:http://www.tohoku-innocapital.co.jp
詳細はこちら
対象分野:
ナノテクノロジー・材料、医療機器、環境、その他
対象地域:
東日本(東北地域を中心)
バイオ・サイト・キャピタル株式会社
所在地:大阪府茨木市彩都あさぎ7-7-15
URL:http://www.bs-capital.co.jp
詳細はこちら
対象分野:
ライフサイエンス(先端医療、創薬、DDS、医療機器)
対象地域:
関西 (関西以外にも全国的に対応可能)




↓が最近採択されたプロジェクト。けっこう面白そう。

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by km_g | 2015-04-25 09:54 | VC